米国初のマリファナ・カフェがポートランドにオープン

2009/11/24(Tue)
Video No.: 
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10分

2009年11月、オレゴン州ポートランドにオープンした「カナビス・カフェ」は、米国初のマリファナ・カフェです。ここではマリファナの販売はしていません。ポートランドに約2万1000人いると見られる医療用大麻の認可済使用者に、社交的な環境の中でマリファナを吸引できる場所を提供しています。同カフェを経営する NORML(マリファナ法規制の改正を求める全米組織)のオレゴン支部長マデリン・マルティネスから話を聞きます。

マルティネス自身も線維筋痛症をわずらい、関節の痛みを緩和するために長年マリファナを使っています。「鎮痛剤バイコディンは私には強すぎます。薬で朦朧とさせられるより、家族との時間を大切にして、もっと豊かな生活を送りたいのです。作用の強い医薬品は重要器官を破壊する死刑宣告ですが、政府は自分達に献金する製薬会社の薬を使えと言う。大麻はどんな薬よりも安全で、致死量もないのに、不幸な話です」と言います。

*マデリン・マルティネス(Madeline Martinez) マリファナ法規制改革 NORML(マリファナ法規制の改正を求める全米組織)のオレゴン支部長。同州最初のマリファナ・カフェをポートランドに開いた。

Credits: 

字幕翻訳:佐藤生実/校正:永井愛弓

全体監修:中野真紀子・高田絵里