ビエト・タン・ウェン アジア系ヘイトの根源を語る:米国の植民地主義から中国脅威論まで

2021/3/22(Mon)
Video No.: 
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18分

2021学生字幕翻訳コンテスト  課題6:「人種偏見と政治」の受賞作です。前半は参考動画、後半が受賞作です

アトランタの連続銃撃事件を受けて、アジア系アジア系アメリカ人を狙ったヘイトクライムに抗議する動きが続いています。銃を持った白人男性がアジア系所有のマッサージ店3店を次々と襲撃し、アジア系女性6人を含む8人を殺害しました。アトランタの州都ジョージアの州議事堂の周囲をはじめ米国各地の街頭で何百人もの人々が集まり、アジア系に対する人種差別をやめるよう訴え、8人の犠牲者を追悼しました。

米国のアジア系に対する憎悪は「ちっとも目新しいものではありません。米国でのアジア系に対する暴力の歴史はアジア系移民の流入までさかのぼります」と、ビエト・タン・ウエンは言います。彼はピュリツアー賞を受賞したベトナム系米国人作家です。彼は、中国を敵視する弁舌が共和党と民主党の両方の指導者の口から流れていることの危険性を語り、それが世間的なアジア系米国人に対する猜疑心につながっていると指摘します。

 

•ビエト・タン・ウェン(Viet Thanh Nguyen):ベトナム系アメリカ人作家。ベストセラー『シンパサイザー』(邦訳あり)でピュリツアー賞を受賞した。サザンカリフォルニア大学教授

Credits: 

字幕翻訳:日下部絵梨  青山学院大学文学部英米文学科4年(2021年コンテスト当時)  
前半の字幕は長沼美香子 全体監修:中野真紀子

English Script: 
https://www.democracynow.org/2021/3/22/anti_asian_hate_atlanta_killings